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2007-11-22

最終戦レポート

お待たせしました。最終戦もてぎのレポートです。

GT NET スーパー耐久シリーズ2007 第7戦(最終戦)
SUPER TAIKYU MOTEGI 500km

雨の乱戦を5位完走、シリーズランキングも5位に

_24f1846
日時:平成19年11月10、11日
場所:栃木県、ツインリングもてぎ ロードコース(1周4.8701km)
主催:株式会社モビリティランド、エムオースポーツクラブ(M.O.S.C)
公認:社団法人日本自動車連盟(JAF)
テレビ放映:CSスポーツチャンネル『GAORA』
11月24日(土)、20:00-22:00(初回放送)
11月30日(金)、10:00-12:00
12月7日(金)、15:00-17:00

【結果】
予選:クラス7位(総合31位)
決勝:クラス5位(総合22位)

【概要】
2007年スーパー耐久もツインリンクもてぎで最終戦を迎えました。決勝レースはあいにくの雨に見舞われ、コースアウトするマシンが続出という荒れた展開となりましたが、FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5は粘り強い走りで5位完走。シリーズランキングも5位で長かったシーズンを終えました。

【レース展開】
金曜日のフリー走行はドライコンディションで行われました。この日はファイナルやブレーキ、空力パーツなどのテストに主眼を置いての走行です。予選は雨、決勝は雨~ドライとなることを想定してマシンセッティングを進めました。

Dsc00633土曜日の予選は予想どおりのウェットコンディションとなりました。Aドライバー予選では浅野が新しいingsのリヤウイングを装着して走行し3番手タイムをマーク。「少し速すぎるかな、というスピードでもリヤは安定しており雨で効果は大きい」と感触は悪くありません。一方、笠原は新しいマシンのセッティングとこの週末で初めてのウェットコンディションに慎重になりすぎたのかタイムは伸び悩み、予選はクラス7番手に留まりました。

明けて決勝日も朝から雨となりました。フリー走行は順調でしたが、ミッションに微かな違和感があるというドライバーの報告を受け、決勝までにミッション交換を行いました。

決勝スタート時刻が近づくにつれて雨は小降りになると予想していましたが、止んだと思うと再び降り出すという状態が続きます。悩んだ末にウェットとドライ、“どちらにも対応できる”セッティングで決勝に挑むことになりました。

スタートドライバーは浅野。しかし、いつもなら序盤からトップグループに食い込んでいく浅野のペースが今ひとつ上がりません。クラス5番手前後を保って粘り強く周回を重ねますが、ポジションを上げることができないのです。さらに運の悪いことに、雨足が強まって1回目のセーフティーカーが入ったとき、浅野の目の前にセーフティーカーが入ってしまいました。これで前を走っていたライバルに1周のリードを許すこととなってしまいました。

_24f1950このタイミングに各車1回目のピットストップを行います。FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5も同様ですが、ここではドライバー交代は行わず給油と義務ピットインのみ。さらに2回目のセーフティーカーが入った際にも2台前にセーフティーカーが入るというタイミングの悪さで、ここでも1周分をロスしてしまいます。ポジションは5番手ですが、逆転のチャンスが見えないまま3回目のペースカーが入り、ここで笠原にドライバー交代しました。

レースは残り1時間あまり。ワンミスが命取りとなる難しいコンディションの中、笠原は安定したペースで周回を重ねます。いつもなら終盤まで接戦が続くST4クラスですが、今回は前とも後ろとも大きく差が開いてしまっており、追い上げのチャンスを掴むことができないままチェッカーとなりました。結果はクラス5位。同時にシリーズランキングも5位となりました。

_24f1782今シーズンの浅野レーシングサービスは、富士スピードウェイで開催された第4戦で優勝し、それ以外のレースでもしばしばトップを狙える速さを発揮してきたと自負しております。しかしそれだけにシリーズランキング5位の座は決して満足できるものではありません。今まで以上に“速さと強さ”を兼ね備えたチームとして活躍すべくこのオフに出来る限りの準備を進めて参りますので、来シーズンの活躍にご期待ください。

1年間の暖かいご支援、ご声援、本当にありがとうございました。


●ドライバーのコメント
浅野武夫:「決勝レースはハーフウェットを予想してマシンのセッティングをドライ寄りにしていましたが、いざスタートしてみたら本格的な雨のレースになってしまい、思ったような走りが出来ませんでした。このためライバルに対してアドバンテージを得る事が出来ず、苦しい走行になってしまいました。ノーポイントに終わった十勝のリタイアもあって、シリーズ5位という結果に留まりました」

笠原智行:「金曜日のドライはまったく問題なかったんですが、予選、決勝のウェット路面では全然タイムを伸ばせませんでした。別にタイヤ屋さんのせいにするつもりはありませんが、フロントのグリップ感が全くありませんでした。来季は笠原のウェットセッティングを強化する必要がありそうです。今年のシリーズ戦とは関係ありませんが、来季に向けた月曜日のオーバルテスト走行では、ハイスピードコーナリングを満喫して来ました。5位という不甲斐ない成績に終わってしまいましたが、これに懲りずに来年も応援よろしくお願いします」

水書健司:「今年は富士で1勝を挙げることができましたが、ミスやトラブルによって取れるポイントを落としたレースもいくつかありました。このもてぎのレースだけに限らず、年間を通じた反省と工夫と努力を怠らずに、“続けていること”を確かな実力に変えていきたいと思っています。まだ今シーズンは終わったばかりですが、来年は今年より内容も結果もいいシーズンになるようにがんばります」

●2007年シリーズランキング
no. マシン ポイント
1 76 Team Honda Access 111
2 73 TEAM A-ONE 83
3 4 AVANZZA BOMEX 83
4 34 TOMEI SPORTS 81
5 18 浅野レーシングサービス 68


Dsc00636■追記(壱):今回も、すてさんに画像のご提供をいただきました。ありがとうございました。
■追記(弐):われわれの『地元もてぎでコケる』伝説は今年も生きていましたね…。
■追記(参):ともあれ、関係者のみなさま、そして何かのご縁でこのブログを訪れてくださったみなさま、ご協力とご声援ありがとうございました。

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2007-11-11

いろいろありまして…

結果はクラス5位でした。
年間シリーズ成績も5位。
今年も一年間ご声援ありがとうございました。

ボクたちは、今晩はもてぎに宿泊。
明日はオーバルを使ったS耐車両による走行テストに参加します。
オーバルにシケインを設置して、レース開催の可能性を検討するというテストです。
なんだかおもしろそうでしょ。くわしくは、また帰ってからレポートします。

追記:AUTOSPORT webに、オーバルテストの記事が掲載されています。コチラをご覧くださいませ。

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2007-11-10

予選はクラス7位

Aドライバー予選は3番手でしたが、
Bドライバーさんの方がやや失敗気味でした…。
路面はCドライバーの時間までずっとウェット。
決勝で挽回する予定です。

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やっぱり

おはようございます。
やっぱり雨でした。
上がる雰囲気はまったくなし。
これから車両検査。予選は午後からです。

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金曜日の概況

今日は午前8時40分ごろゲートに集合、の予定だったのですが、ボクは出発前に終わらせるべき仕事が終わらず、すでに専有走行1本目が終了した昼過ぎにやっとチームと合流。2本目はギアレシオの変更のためパスしたので、結局3本目の走行とその後のクルマのお掃除をお手伝いしただけの一日でした。しかも全然寝てないのでボエボエ状態。その後もさっきまでホテルで別の仕事をしていて、やっとそいつが片付いたところです。

今日のタイムは、浅野さんが12秒台に入り、笠原さんは13秒台でした。今のところ、ウチより遅いのはシビックだけ。他のインテグラ勢は黒木さんチーム(51号車)とチームヤマト(67号車)の2分10秒台を筆頭に、どこも11秒台前半のベストタイムを記録しています。ただ、ウチはギアレシオを変えたりして実質的な走行時間が短かった上に、3本目にはブレーキ関係のテストをしたりしたもので、まだこれでイッパイイッパイというわけではありません。ヨソのインテグラのタイム推移を眺めていると、決勝ペースは13秒くらいかな?という印象。もちろんドライなら、という話です。

現時点での予報によると、明日、明後日は雨みたいですねぇ・・・。

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2007-11-03

申し訳なし

チームの発行する公式レポートができあがりましたので、ご紹介します。
これを読んでもらうと、ボクがどこで何をどのようにしくじったのかがよくわかります (^_^;

GT NET スーパー耐久シリーズ2007 第6戦
SUGO SUPER TAIKYU 500kmRACE

_24f0332■速さを結果に残せず。2戦連続無念の5位■

日時:平成19年10月27、28日
場所:宮城県、スポーツランドSUGO
主催:株式会社 菅生、奥州ビクトリーサークルクラブ、菅生スポーツクラブ
公認:社団法人日本自動車連盟(JAF)
テレビ放映:CSスポーツチャンネル『GAORA』
11月11日(日)、13:00ー14:57(初回放送)
11月14日(水)、11:00ー13:00
11月16日(金)、15:30ー17:30

【結果】
予選:クラス4位(総合30位)
決勝:クラス5位(総合27位)

【概要】
シリーズランキング4位で迎えたシーズン終盤戦。特に残り2戦ではS耐初の試みとしてポイント2割り増しというシステムが導入されており、我々も今回の結果次第では、シリーズ3位、さらには2位の座も狙えるポジションにつけていました(数字的にはトップの可能性も!)。実際、優勝した富士以降マシンは絶好調で、レース序盤はトップグループの一角を形成、表彰台は確実と思われました。ところが、ワンミスのスピンで周回遅れとなり、無念の5位でチェッカー、シリーズランキングも5位となりました。

【レース展開】
_24f1076土曜日の予選は、季節外れに突然発生した台風の影響でサーキットは大雨。スケジュールはすべてキャンセルとなり、日曜日朝に予選が行われました。通常予選は上下2つにクラス分けして行われるのですが、今回は時間の都合で全クラス混走。しかもAドライバー予選はウェットコンディションという状況です。当然のごとく、アタックはラインが乾いてくるセッション終盤に集中しました。ベテラン浅野はこの難しいセッションで1分44秒730の4番手タイムをマーク。ほぼドライコンディションとなったBドライバー予選では水書に小さなミスはあったものの、両者のタイム合算で手堅くクラス4番手の座を得ました。

_24f0819135周の決勝レースは午後1時42分スタート。今回も水書がスタートドライバーを務めると、序盤は堅実にポジションキープ。7周目、コーナー進入で他車に追突されて2つポジションを落としましたが、トップからの差はわずかの大混戦でした。15周目、ST4クラスのライバルである10号車が1コーナーを飛び出す大クラッシュがあり(ドライバーは無事)、セーフティーカー走行となると、義務ピットインが必要なST4クラスのマシンの多くがピットに飛び込むことになりました。水書もすかさずピットインを済ませると4番手で戦列に復帰、ポジションアップに成功します。なお、このときトップを走っていた4号車はこの時点ではピットインしていないため、実質的には3番手で序盤戦を戦うことになりました。

好走を見せた岡山と同様、前を走るのは73号車。勢いに乗る水書は73号車のテールに迫ります。が、ついたり離れたりを繰り返しながら周回を重ねていた50周目、SPコーナーの進入で痛恨のスピン! グラベルから脱出したときには、トップから3周遅れの7番手に後退してしまいました。

このスピンでタイヤにフラットスポットが出来てしまったこともあり、58周でドライバー交代。マシンにダメージがなかったのは不幸中の幸いで、レース後半、浅野はファステストラップを更新しながら追い上げました。コース上ではライバルの誰よりも速い驚異的なタイムで走り、粘り強くポジションを奪還していきますが、結果はトップから2周遅れの5位。本当にわずか一瞬のミスでしたが、3周の差を取り返すことはできませんでした。ちなみにこのレースで浅野は1分35秒084のファステストタイムをマークしています。

今回の結果は非常に残念なものです。しかし一方で、我々がコンスタントにトップ争いを演じる実力を備えていることも改めて実感できたレースでした。残るは最終戦、ツインリンクもてぎのみ。FUNKY'SコスモソニックFK ings DC5は、最後まであきらめずに、ひとつでも上の順位を目指して戦いを続けます。どうぞ温かいご声援をお願い申し上げます。

●ドライバーのコメント
_24f0087浅野武夫:『練習はドライとウエットの2走行で、車のセットを確認しきれないまま予選になりましたが、微妙なコースコンディションの中、無難なウェットタイヤで走ってほどほどのタイムは出せました。一応は納得です。決勝はリズムに乗って走ることができるセッティングが出ていたので、無理なく他車をパスする事ができ、これまでにない走りができました。結果は少々残念ですが、最終戦に期待したいです』

水書健司:『申し訳ないとしか言いようがありません。スピン一発でブチコワシです。しかも去年と同じところで……。クルマは完璧でしたし、タイヤもうまく使えていたと思います。チームの仕事も文句なしでした。唯一ダメだったのが僕です。なんとかポジティブな部分を探すとすれば、決勝でライバルチームのクルマとほぼ同等のペースで走れたので、相対的に自分はどこが速くてどこが遅いかがハッキリわかったことでしょうか。最終戦は笠原さんにお任せするので、この悔しさを糧に、来年こそ一人前のドライバーに近づけるように努力します』

笠原智行:『いろんなハプニングが起こりました。4コーナーでST4クラスの車にプッシュされてスピンしたり、SPコーナーでST3クラスの車に押し出されたりと。でも車のセッティングはとてもキマッテいたようなので、最終戦もてぎは、せめてクラス3位まで浮上できるようにガンバリます』

●2007年シリーズランキング(第6戦終了時)
no. マシン ポイント
1 76 Team Honda Access 96
2 4 AVANZZA BOMEX 78
3 73 TEAM A-ONE 75
4 34 TOMEI SPORTS 63
5 18 浅野レーシングサービス 58


・・・以下はボクの個人的追記です。

■追記(壱):今回の写真は、すてさんにご提供いただきました。ありがとうございました。

■追記(弐):「Bドライバー予選での小さなミス」というのが、もう信じられないような話でして。路面がどんどん乾いていく状況だったので、最後の1周にタイムを出すべく狙っていって、その最後の周の最終コーナーまでは「これは決まったかも!」という感じだったんですよ。ところが、その最終コーナーの進入で、軽くブレーキを当てて、なるべく車速を落とさずに入るべきところを、なぜかシフトダウンしようとしてしまったんですね…。そんなところでシフトダウンしたことなんて、一度もないんですが、なぜかパニクってしまったようで。これは自分にとっては「小さなミス」どころではなく「大バカヤロウ」ものでした。

■追記(参):もういくら言っても仕方がないんですが、あのスピンがなければ表彰台は確実でしたね。タラレバですけど、これは言わずにはいられない。こういうのがあるから、いくつになってもレースがやめられないんですわ…。

で、レポートにもあるように、来週末はもう最終戦もてぎです。東京近郊から日帰りも十分に可能なところなので、ぜひぜひツインリンクもてぎへ足をお運びくださいませ。ホンダのコレクションホールとか、ゴーカートコースなどもあって、レース以外にもいろいろ楽しめますよ。

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